診療・各部門
はじめに
三島総合病院の薬剤師は、患者さんに安心してお薬を服用していただくために、適正な使用と管理されたお薬をわかりやすく提供できるよう心がけています。
また、医療安全管理委員会、栄養サポートチーム(NST)、感染管理チーム(ICT)、摂食嚥下チームなどに参加し、医師・看護師・他の医療スタッフと共にチーム医療の一員として日々活動しています。
スタッフ
薬剤師11名(常勤7名、非常勤4名)
事務員1名
〈認定薬剤師等〉
・薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師1名
・栄養サポートチーム専門療法士1名
・日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師5名
・老年薬学認定薬剤師1名
業務紹介
●調剤業務
処方箋に基づいて入院および一部の外来患者さんのお薬の調剤をしています。
処方の内容(薬品名、用法・用量、禁忌、相互作用、重複など)を鑑査し、お薬の適正使用に努めています。
患者さんには、薬の作用・注意事項などを記載した薬の説明書とお薬手帳(シール)をお渡ししています。
患者さん1人1人に合わせて錠剤の一包化など間違いなく確実に服用できるように工夫しています。
●注射業務
入院患者さんの注射薬を注射処方箋に基づいて調剤しています。
薬剤師が用法・用量、相互作用、投与時間、調製法など薬学的に管理し、患者さんごとに1日分ずつセットし、各病棟へ払い出しています。
薬剤師が中心静脈投与の注射薬をクリーンベンチ内で混合したり、抗がん剤を安全キャビネット内で調製したりするなど有効性・安全性の高い治療を提供しています。
●製剤業務
製剤室では、市販されていない内服薬、外用薬など治療のニーズに合わせ調製しています。
●薬品管理業務
院内で使用される薬の購入・供給・在庫・品質管理を行っています。コンピュータにより薬の使用量などデータ管理し、適正使用に努めています。
●薬品情報管理業務(DI)
日々更新される薬の情報を収集・整理し、医療スタッフに最新の情報を的確かつ迅速に提供できるよう努めています。また、院内外の勉強会に積極的に参加し、知識向上に努めています。
●薬剤管理指導業務
全病棟に担当薬剤師を配置し、入院患者さんに対して薬の管理、説明を行っています。
各病棟の薬剤師がベッドサイドに伺い、お薬の効果や副作用を確認し、医師・看護師など他の医療スタッフと常に連携を取りながら適正で安全な医療を提供できるよう努めています。
●病棟薬剤業務
全ての入院患者さんの病歴、服薬歴、副作用・アレルギー歴などの情報を収集し、入院中の薬物療法が適正で安全に行われるために相互作用のチェック、処方支援など他の医療スタッフと協働しながら「薬学的ケア」を実施しています。
●チーム医療への参加
当院では、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士などのさまざまな医療スタッフが連携を取りながらチーム医療を行っています。
当院の薬剤師は、NST回診、ICTラウンド、外来化学療法カンファレンスなど、チーム医療の一員として専門性を発揮しています。
●調剤薬局との連携
当院では、外来処方箋の約90%で院外処方箋の発行を行っています。院外処方箋では、家の近くの薬局や帰宅途中の薬局など、全国どこの薬局でもお薬が調剤してもらえます。病院と調剤薬局と定期的な情報交換の場を設けたり、勉強会を開催して連携を密にしています。
●当院薬剤科への就職または職場見学を希望される方へ
事前にメールか電話にて薬剤科までご連絡ください。
連絡先 TEL:055-975-5209(薬剤科直通)