診療・各部門
当院は、急性期病棟と地域包括ケア病棟で入院のリハビリテーションを行っています。
患者の状態に合わせ土日祝日もリハビリテーションを行っています。
退院後は、安心した生活が送れるように、必要な方には外来リハビリテーションを実施しています。専門外来として、もの忘れ外来、摂食嚥下外来があり、評価や訓練の一助を担っています。また、人工透析中の方に対してもリハビリテーションを行っています。他院や施設への情報提供も行っており、転院先への架け橋となるように サポートしています。 療養中の皆様に寄り添い、笑顔で元気になっていただけるようリハビリを行っています。
【スタッフ】
理学療法士 11人 言語聴覚士 3人 作業療法士 4人
認定資格及び研修修了者
3学会合同呼吸療法認定士 4人 腎臓リハビリテーション指導士 1人
腎臓リハビリテーションガイドライン講習修了者 4人
NST(栄養サポートチーム)専門療法士 2人
日本理学療法士協会認定理学療法士 呼吸 1人 運動器 1人 脳卒中1人
地域リハ 2人 専門理学療法士 基礎1人 地域包括推進リーダー 7人
介護予防推進リーダー 8人 地域リハビリテーション推進員 4人
がんリハビリテーション研修修了者 12人
【リハビリテーション対象疾患】
当院では医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などがチームで、リハビリテーションを提供しています。
◇整形外科疾患(骨折・変形性関節症・靭帯損傷・脊柱疾患等の手術前、手術後など)
◇脳血管疾患(脳梗塞や脳出血などの脳血管障害・パーキンソン病・神経筋疾患など)
◇呼吸器疾患(肺炎・肺気腫・慢性気管支炎など)
◇腎臓内科(腎不全・人工透析中の方、腹膜透析中の方など)
◇外科手術前後(開胸開腹手術前後)
◇廃用症候群(治療のため一定期間の安静臥位を必要とし、体力低下した場合など)
◇がん疾患(手術前後・化学療法・乳がん術後)入院のみ
◇摂食嚥下障害(脳血管疾患の既往がない方は、嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査が必要です。※いずれの検査も当院で実施可能。)
【リハビリテーション算定上限日数】
リハビリテーションには算定上限日数が定められています(下記参照)。 生活期(維持期)の 患者様には、介護保険の必要性を検討し、介護保険によるリハビリテーションの紹介も行っています。
◇脳血管疾患(発症又は術後 180 日)
◇運動器疾患(発症又は術後 150 日)
◇呼吸器疾患(リハビリテーション開始から 90 日)
◇廃用症候群(診断又は急性増悪から 120 日)
【その他の活動】
知識や技術向上のためにリハビリテーションセンター内で様々な勉強会を開催しています。 患者さんの急変に迅速に対応できるように AED(自動体外式除細動器)、心肺蘇生法の実技練習なども行っています。 また、院外で行われる各種研修会や勉強会にも積極的に参加し、サービス向上に向けて日々勉強を重ねています。
【理学療法】
基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)や身体機能の回復や維持、および障害の悪化予防を目的に、 運動療法や 物理療法(温熱、電気治療等)などを行います。 痛みの軽減を図り筋力・体力・活動性を高め、在宅生活の 安定や社会参加を目指していきます。


【作業療法】
作業活動を用いて身体・精神の回復や維持を図ります。また、日常生活動作(食事、整容、更衣、排泄、入浴)や家事動作(調理、洗濯、掃除など)の練習を行い、地域や家庭で充実した生活を送ることができるよう支援していきます。

【言語聴覚療法】
言語・構音・音声・嚥下機能に障害のある方に対して、その機能の維持向上を図るため、必要な検査を行い、練習・助言を行います。更に当院では、摂食・嚥下チーム、認知症サポートチームの一員として 活動の幅を広げています。

【地域包括ケア】
・地域包括ケア病棟
日常生活の介助量軽減や自立支援および活動量を増やす支援を行い、多職種と連携して自宅退院を目指します。


・訪問リハビリテーション
ご自宅を訪問し、心身の機能の維持・回復、日常生活の自立を支援するためにリハビリテーションを行います。
当院では、主に退院後の日常生活動作練習や環境整備等を目的に実施しています。
重要事項説明書(PDF)
・三島市の総合支援事業(三島やってみ体操監修、地域サロン支援、介護予防講座)
・静岡県地域リハビリテーション協力機関