麻酔科(ペインクリニック)
その痛み諦めていませんか?
われわれペインクリニック専門医は、頑固な痛みや難解な痛みから肩、腰、膝などの良くある痛みまで幅広く対応いたします。どこへ行ってもダメだったと肩を落とす前に一度ご来院ください!
外来予定表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
ペインクリニック (午前) |
寺田 哲 | 寺田 哲 | (術前外来) 寺田 |
(神経痛外来) 寺田 |
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ペインクリニック (午後) |
寺田 哲 | (肩こり外来) 寺田 |
医師紹介
寺田 哲(てらだ さとし)出身大学 | 獨協医科大学(H20.3卒業) |
経 歴 | 獨協医科大学越谷病院で麻酔、 NTT東日本関東病院でペインクリニックの研修を経て、 静岡リウマチ整形リハビリ病院の麻酔科ペインクリニック科長へ就任後、当院のペインクリニック科へ至る |
専門資格 | 日本麻酔科学会専門医 日本ペインクリニック学会専門医 日本骨粗鬆症学会認定医 |
所属学会 | 日本麻酔科学会 日本整形外科超音波学会 日本ペインクリニック学会 日本区域麻酔学会 日本リハビリテーション医学会 日本骨粗鬆症学会 |
10月から、三島総合病院麻酔科、ペインクリニック科の医長として勤務させていただきます、寺田哲と申します。
私の専門は手術麻酔よりもペインクリニックが主であり、外来での痛みに対して治療を行います。
ペインクリニック科とは、いわゆる疼痛を専門に診る科であり、痛みの原因を究明して治療を行う科です。
他科の先生方も各々のカテゴリーの疾患に対して痛みをとるアプローチをされておりますが、我々は痛みに関してならば全てを診る科であり、痛みに対してのスペシャリストです。そして、そうあるべきだと常々思っております。中でも、運動器疼痛などで神経障害のある場合や、手術後の神経痛、帯状疱疹後神経痛などは私の最も得意とするところであります。もちろん、外科手術が必要だと判断したときや、痛み以外の内科的な疾患があればそれは然るべき専門の科に速やかにご紹介致します。
また、常勤となるにあたり金曜日に専門的な外来として肩こり外来と神経痛外来の専門外来を設けました。肩こりにお悩みの方やビリビリ、ジンジンとした痛みや痺れにお困りの方、または難治性の疼痛がある方は是非当科にお越しください。神経ブロックやハイドロリリース、SCS、RACSカテーテルという特殊な方法を取り入れて治療にあたっております。
ペインクリニックQ&A
Qペインクリニックは医者ですか?
Aはい、国家資格を持った医師が対応します。
Qペインクリニックという科なのですか?
Aはい、ペインクリニックという科が存在しますが医師によりベースとなる科がまちまちです。
多くは麻酔科や整形外科ですが、中には総合内科や普通の内科の先生が標榜していることもあります。
Qペインクリニックはどんな疾患が多いですか?
A先ほど述べたような、整形疾患で特に慢性化しやすい肩、腰、膝が多いです。なかでも腰は非特異的腰痛症といってレントゲンやMRIに映らないものも中にはあるので腰の痛みを抱えていたらぜひお越しください。
Q他にはどのような疾患が多いですか?
A多くのペインクリニックは慢性難治性の疼通つまり、3か月以上治らない痛みを見ることが多いので慢性化してしまった帯状疱疹後神経痛や術後の後遺症、頭痛や三叉神経痛その他の神経性の痛みが多いです。また、手足の痺れ痛みなども多くみます。
Q治療法はどのようにするのですか?
A近年、超音波装置の発達により精進を積むことにより多くの神経、腱、筋肉などの運動器疾患を正確に特定できるようになってきました。従来の透視(X線)に加えて当院では超音波ガイド下での神経ブロックやハイドロリリースを行います。
Q神経ブロックとは何ですか?
A神経ブロックは抹消神経に局所麻酔薬や高周波熱凝固、パルス高周波通電を行うことにより一時的あるいは長期間にわたり神経機能を停止させ痛みを軽減することを目的とした治療法です。
Qハイドロリリースとはなんですか?
A最近、提唱されてきている方法です。局所麻酔薬だけではなく液体(生理食塩水5%グルコース)により組織間を剥離することにより、筋肉同士の滑走性を促したり、発痛物質を洗い流したり、神経の絞扼を取ったりすることにより痛みを取り除く方法です。
Qどのくらいでよくなりますか?
Aもちろん抱えている疾患や人によりまちまちですが、効果のある方はその日に痛みが消えます。また、理学療法を併用することで鎮痛の効果増強や持続時間の延長の期待もできます。ただ、全く効果が無いという方も中にはいらっしゃいます。
Q根本的な治療ではないですよね?
Aこれも疾患の種類によりますが、運動器疾患ならば痛みがどこから来ているかが特定できればその隣接部位のトレーニングやストレッチを理学療法士とともに行うことで根本治療につながります。
ただし、確実に手術が必要と思われる症例は整形外科の先生へご紹介させていただきます。
Q金額はどの程度ですか?
Aこれも疾患により行う処置が異なるので、一概にはお伝えすることはできませんが基本的には全て保険適応での診療とさせていただいております。